メッツFAのアロンソが3年契約の逆オファーも…去就決着は見えず 通算226本塁打を誇り、メッツからFAとなったピート・アロンソ内野手の去就決着がなかなか見えてこない。2月のスプリングトレーニングが近づく中、アロンソ陣営はメッツに対して「契約…

メッツFAのアロンソが3年契約の逆オファーも…去就決着は見えず

 通算226本塁打を誇り、メッツからFAとなったピート・アロンソ内野手の去就決着がなかなか見えてこない。2月のスプリングトレーニングが近づく中、アロンソ陣営はメッツに対して「契約破棄権(オプトアウト)が付く3年契約」を提案。当初は長期契約を望んでいたスラッガーが譲歩の姿勢を見せている。

 30歳のアロンソは昨季、全162試合出場して打率.240、34本塁打、88打点をマーク。1年目の2019年に本塁打王に輝き、コロナ禍で短縮シーズンだった2020年を除いてシーズン30発以上を放つ長距離砲だが、このオフは各球団の補強策から見放されている。

 アロンソ陣営がメジャー球団へ逆オファーしたのはメッツだけとのこと。それでも、元メッツGMでMLBネットワークのジム・デュケット氏は「合意に近づいているという情報は今のところない」と断言。MLB公式サイトも「短期契約はアロンソとメッツが再契約する可能性が大きく高まる。しかし、デュケット氏や地元メディアSNYのアンディ・マルティーノ記者は現時点では合意は遠いと報じている」と伝えている。

 メッツは2023年に7年1億5800万ドル(約249億円)の大型契約を打診したが、アロンソ陣営はそのオファーを拒否。今思えば、その時に契約延長しておけば良かったか……。アロンソにとっては、嘆きたくなるような展開となっている。(Full-Count編集部)