オリックスのドラフト2位・寺西成騎投手(22)=日体大=が12日、年明け初のブルペン投球を行った。視察に訪れた岸田監督が見守る中での23球で感覚を確認。既に星稜の1学年先輩でもあるヤクルト・奥川と合同トレも行った右腕が新指揮官にアピールし…

 オリックスのドラフト2位・寺西成騎投手(22)=日体大=が12日、年明け初のブルペン投球を行った。視察に訪れた岸田監督が見守る中での23球で感覚を確認。既に星稜の1学年先輩でもあるヤクルト・奥川と合同トレも行った右腕が新指揮官にアピールした。

 サラサラな髪を振り乱して右腕を振った。大阪市内の球団施設で新人合同自主トレに参加。岸田監督の視線を感じながらの投球で「緊張しました」。練習の合間にはチームメート・山下からのカーブについての話に耳を傾けた。

 先輩との再会も刺激だ。入寮前に、19年夏の甲子園で共に準優勝を達成した奥川と練習する機会があった。「質の高いキャッチボールをしていた」と練習の取り組みなどを吸収。着実に歩みを進めている。