◆大相撲 ▽初場所初日(12日、東京・両国国技館) 日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が、初日恒例の協会あいさつに立った。あいさつは以下のとおり。「初日にあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。本日ここに大相撲1月場所を開催いたしま…

◆大相撲 ▽初場所初日(12日、東京・両国国技館)

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が、初日恒例の協会あいさつに立った。あいさつは以下のとおり。

「初日にあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。本日ここに大相撲1月場所を開催いたしましたところ、かくも大勢の皆様にご来場いただきましたこと、加えて先場所に引き続き15日間入場券完売となりましたことを心より御礼申し上げます。これもひとえに皆様方の熱いご期待の表れであると受け止め、協会員一同飛躍の1年とするべく相撲道にまい進してまいります。また今年、日本相撲協会は長年にわたる皆様方の多大なるご支援と心温まるご指導、ご鞭撻(べんたつ)により、財団法人設立100周年を迎えることとなります。今場所も力士たちは稽古の成果を存分に発揮し、節目となる年の初頭の本場所にふさわしい熱戦を繰り広げてくれることと存じます。なにとぞ、千秋楽まで温かいご声援を賜りますようお願いを申し上げ、ご挨拶といたします」

 日本相撲協会は12月28日に財団法人設立100周年を迎え、今年はメモリアルイヤーとなる。初場所は先場所覇者の琴桜(佐渡ケ嶽)と、千秋楽まで優勝を争った豊昇龍(立浪)の両大関に綱取りの期待がかかる。