広島の大瀬良大地投手が12日、マツダスタジアムで自主トレを公開した。2年ぶり6度目の開幕投手に意欲を示し、若手の台頭に「抗って負けたくないなという思いもある」と力を込めた。 ともに練習する大道、小林とともにキャッチボールやダッシュなどで調…
広島の大瀬良大地投手が12日、マツダスタジアムで自主トレを公開した。2年ぶり6度目の開幕投手に意欲を示し、若手の台頭に「抗って負けたくないなという思いもある」と力を込めた。
ともに練習する大道、小林とともにキャッチボールやダッシュなどで調整した。キャッチボールでは約50メートル離れて力強いボールを投じ、調整の早さをうかがわせた。現状について、「オフはもうトレーニングとか練習も休むことと並行してずっと取り組んでいる。あまり長期的に休むことはせず、継続して練習に励むようにしている」と語った。
契約更改の席でも口にしていた開幕投手にも言及。昨季は九里が務めたが、それまでは大瀬良が5年連続で大役を務めてきた。新井監督はオフに入って若手の突き上げを促す発言を多くしている中で開幕投手については「目指してもいいかなと思えるほどの成績を昨年は残せたかなと思うので、権利みたいなものはあるかなと。僕たち上の年代の人間もそこに抗って負けたくないなという思いもありますし。だからこそ立ちたい」と意欲を見せた。
広島の開幕戦は3月28日に本拠地で阪神と戦う。