「全国都道府県対抗女子駅伝」(12日、たけびしスタジアム京都発着) 群馬の8区、9区で不破珠衣琉(じゅえる、大類中)、不破亜莉珠(ありす、センコー)による姉妹タスキリレーが実現した。 4区の区間記録保持者で、次女の不破聖衣来(せいら、拓大…
「全国都道府県対抗女子駅伝」(12日、たけびしスタジアム京都発着)
群馬の8区、9区で不破珠衣琉(じゅえる、大類中)、不破亜莉珠(ありす、センコー)による姉妹タスキリレーが実現した。
4区の区間記録保持者で、次女の不破聖衣来(せいら、拓大)は出場しなかったものの、三姉妹の長女と10歳下の三女によるタスキリレーが実現。聖衣来からは「楽しんできて」との言葉をもらって挑んだが、珠衣琉は弾むような走りで力走。アンカーの亜莉珠へとタスキを繫いだ。亜莉珠は「珠衣琉、ラスト!」と声をかけ、タスキを受け取ると、妹の方をポンと叩いてねぎらった。
珠衣琉は8区区間17位、亜莉珠は9区区間29位だった。レース後、亜莉珠は「妹がどんどん近づいてくるのをみて、10歳も離れていると、めっちゃ年下に見えていたが、走ってる姿を見て大きくなったなっていう気持ちになった。まさかタスキがつなげると思っていなかったので、うれしかった」と笑顔で振り返り、珠衣琉は「1秒でも早くタスキを渡せるように走った」と照れくさそうに振り返った。将来的には3姉妹での出場も目指す。亜莉珠は「来年は聖衣来も社会人で私も社会人、珠衣琉も高校生で今よりも選ばれる確率は減ると思うけど、逆にそれを目標にそれぞれ強くなれたら」と語った。