今季からJ2復帰したカターレ富山は11日、富山県民会館で新体制発表会を開催した。選手34人(2人が欠席)が、今季の新ユニフォームを着て登場し、新しい背番号も披露。新しいスローガンとして「不屈」が発表された。昨年より2倍増の800人のファン…
今季からJ2復帰したカターレ富山は11日、富山県民会館で新体制発表会を開催した。選手34人(2人が欠席)が、今季の新ユニフォームを着て登場し、新しい背番号も披露。新しいスローガンとして「不屈」が発表された。昨年より2倍増の800人のファンが訪れて会場は満員。小田切道治監督は「観客の多さは期待の表れだと思います。レベルアップを図りながら、最大限のチャレンジをしていきたい。カターレが街の誇れる存在になれるようにしたい」と意気込みを語った。
背番号10に決まったのが、愛媛FCから新加入したFW松田力(33)だ。J1~3まで通算335試合、58得点のベテランで、昨季は愛媛で32試合、3得点を記録。自ら背番号10を希望した松田は「10番はチームの顔でもある。強い覚悟があるので、背負わせてもらいました」と決意を語った。2022、23年はJ3で富山と対戦し「手強い相手だと印象に残っていた」と振り返る。富山は今月6日から練習をスタートし「練習場所が人工芝なので、まだ強度は上げられない。監督からは守備のことを言われており、規律のある中でしっかり守っていれば、J2でも戦える」と話す。
13日からは大阪で1次キャンプがスタート。「愛媛ではキャンプがなかったので楽しみ。チームメートのいろんな面もわかって、仲良くなれる」と話す。2月16日の今季開幕戦の相手は、古巣の愛媛FCだ。「絶対に負けたくない相手。今季の目標はJ1昇格と2ケタゴールです」と松田。古巣との対決を制し、新たなスタートを切る。(中田 康博)