1月11日の中京5R・3歳新馬戦(ダート1800メートル=16頭立て)は鮫島克駿騎手騎乗で単勝3番人気だったナンヨーパワフル(牡、栗東・松永幹夫厩舎、父ナダル)が直線で抜け出し、3馬身半差の完勝で初陣を飾った。なお、単勝1番人気だったビリ…

 1月11日の中京5R・3歳新馬戦(ダート1800メートル=16頭立て)は鮫島克駿騎手騎乗で単勝3番人気だったナンヨーパワフル(牡、栗東・松永幹夫厩舎、父ナダル)が直線で抜け出し、3馬身半差の完勝で初陣を飾った。なお、単勝1番人気だったビリオネアボーイ(牡、栗東・新谷功一厩舎、父アメリカンファラオ)は直線で伸びず、7着だった。勝ち時計は1分54秒3(良)。

 発馬直後に大きく外へよれるような場面がありながら、手綱を押しながら好位を確保。道中もフラフラする場面がありながらも、直線では力強い伸び脚で先に抜け出したメイショウカスガイ(牡3歳、栗東・角田晃一厩舎、父マジェスティックウォリアー)をかわし、3馬身半差をつけた。

 本馬は2021年のJBC2歳優駿・Jpn3を勝ったアイスジャイアントの半弟にあたる。鮫島駿騎手は「スタートして物見をするし、落馬寸前のアクシデントがあり、最後の直線も物見をして、集中できなかった。大型馬(552キロ)で調教からズブさがあったので、しっかり動かすことを意識して、馬も頑張って応えてくれました」と満足そうに振り返っていた。今後は未定。