セレッソ大阪の元日本代表DF進藤亮佑(28)が、新体制となった今季への意気込みを語った。昨季は初めて副主将を務め、今季も主将か副主将の有力候補。クラブ史上初となるオーストラリア人、アーサー・パパス監督(44)が就任した今季は、9日に大阪で始…
セレッソ大阪の元日本代表DF進藤亮佑(28)が、新体制となった今季への意気込みを語った。昨季は初めて副主将を務め、今季も主将か副主将の有力候補。クラブ史上初となるオーストラリア人、アーサー・パパス監督(44)が就任した今季は、9日に大阪で始動し、12日からタイでの1次キャンプが本格スタートする。
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-パパス新監督の練習を初めて体験した
進藤 (練習は)結構テキパキしていて、休みなく、だらだらしないで動き続けている。緊張感があり、このチームにはすごく必要だと思う。もちろん、テキパキやるとか、厳しい面もありつつ、普段は普通の人。(始動前の7、8日に練習場で)ちょっと話したが「(進藤が)チームの中心としてやっていかないといけない。改めて時間をかけて、コミュニケーションをとっていこう」と言ってもらった。
-今季もリーダーの自覚がある
進藤 僕はここ(21年にC大阪)に来た瞬間から、自分がそういうつもりでやるという思い。それは例年と変わらない。より自分のパフォーマンス、プラスでチームのことに目を向けないといけない。同時に、そこに向けすぎて、自分のパフォーマンスが落ちては意味がないので、まずは自分のパフォーマンスを出しながら、並行してチームのこともやりたい。
-メンバー編成も昨年から大きく変わった。
進藤 上で抜けた選手(36歳GK清水、35歳MF清武、33歳GKヤン・ハンビン、29歳FWレオ・セアラ、29歳DF鳥海ら)もいるので、若返った印象はある。ただ、いなくなった選手が「いればよかった」と言われないように、残った選手でやらないといけない。
-横浜Fマリノスから元日本代表で同じセンターバックの29歳DF畠中選手が新加入した
進藤 ずっと高校時代(進藤が札幌ユース、畠中が東京Vユース)から対戦してきた中で、意識してなくても、自然と目につく選手であった。そういう選手と一緒にプレーできるのはうれしいし、常に刺激を与えながら、与えられながら、自分もレベルアップしていきたい。今季もよろしくお願いします。
◆C大阪の主将 19年から23年まで5年連続でMF清武が、24年はDF山下(昨季限りで引退)が務めた。今季の主将候補は、3年連続で副主将の23歳DF西尾か、同じく昨季初めて副主将に就いた進藤か。ポジション的にはフル稼働が見込まれる27歳MF田中や、3月に36歳を迎えるレジェンドMF香川のサプライズ就任もおもしろい。例年は宮崎での2次キャンプ後までに、クラブと監督が協議して決める案件で、今回はパパス監督の意向にも大きく影響されそうだ。