阪神・中野拓夢内野手(28)が11日、愛知県岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで自主トレを公開し、自身最大のテーマとなっている打率向上のため、打撃改革に取り組んでいることを明かした。さらには、2月のキャンプで予定されている赤星憲広臨…
阪神・中野拓夢内野手(28)が11日、愛知県岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで自主トレを公開し、自身最大のテーマとなっている打率向上のため、打撃改革に取り組んでいることを明かした。さらには、2月のキャンプで予定されている赤星憲広臨時コーチからの指導を心待ちにし、V字回復での3割、30盗塁をシーズン目標に掲げた。一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-打撃のコンタクト率を上げるために取り組むこと。
「バッティングもそうですけど、瞬発系というか下半身を使うトレーニングをしています」
-下半身のどこを強化。
「お尻だったり、内ももを使うことが多いので鍛えています」
-シーズンを完走するための貯金を。
「シーズンに入るとなかなかできないところもあるので、今のうちに筋肉量を増やすのも大事かなと思っている」
-打撃の時間はどのくらい。
「1時間くらいぶっ通しで打ってる感じですね。あまり休んでってよりかは、少ししんどい中でも振ることはキャンプでもやることなので。そこに向けての振る体力って意味でもやろうと思っている」
-理想はおととしの打撃か。
「野手のいないところに打つというか、あんまり遠くに遠くにっていうより、低く強い打球を間に打つ意識を持ってやっていければいいかなと思います」
-3割打てばベストナインにも近づく。
「もちろん取れればいいけど、チームの勝利が最優先。その結果自分の個人タイトルがついてきたらっていうぐらい。ヒットを重ねていけば、自然と率は上がると思うし、塁に出れば盗塁の数も増えてくると思う」
-セ・リーグの盗塁数が少ない要因は。
「クイックの面、けん制、ランナーが出たときの警戒度がセ・リーグは細かい野球だと感じる」
-2年連続全試合出場。こだわりは。
「ケガをしないことがずっと出る上で一番大事なこと。気をつけて1年間戦いきることは意識したい」
-選手会長2年目。
「1年目は個人的に振るわない結果でチームを引っ張ることができなかったので、新しい気持ちで自分がチームを引っ張っていきたい」