テニスの4大大会初戦、全豪オープンが12日にオーストラリア・メルボルンで開幕する。女子シングルスで2年ぶりに本戦出場を果たした世界ランキング63位の内島萌夏(23)が、大会の中継をするWOWOWのインタビューに応じた。―昨シーズンを振り返…

 テニスの4大大会初戦、全豪オープンが12日にオーストラリア・メルボルンで開幕する。女子シングルスで2年ぶりに本戦出場を果たした世界ランキング63位の内島萌夏(23)が、大会の中継をするWOWOWのインタビューに応じた。

―昨シーズンを振り返っていかがですか?

 去年は念願だった五輪に出場して、1番大きな目標であった(世界ランキング)トップ100を切ることができたので、本当に充実した1年だったと思います。

―オフシーズンはどのように過ごしましたか?

 拠点の中国に戻って、約3週間、練習とトレーニングをしました。トレーニングを多めにやって、テニスではサーブやバックなどを直しました。充実した3週間だったので、今シーズンもまた良いプレーができればなと思います。

―テニスの調子と体調面を教えてください。

 まだ始まったばかりですし、そんなに悪くはないと思います。試合はまだ久しぶりの感じがあるので、ここからちょっとずつ調子を上げていければなと思います。

―メルボルン(全豪オープンの開催地)でのお気に入りの場所はありますか?

 お気に入りの場所というよりは、日本食が多いと感じます。普段はあまり日本に帰ることができていないですし、日本食を食べる機会もたくさんはないので、こういうところで美味しいご飯をいっぱい食べられるのは嬉しいです。

―1回戦の相手はリネッテ(ポーランド)です。どのような印象を持っていますか?

 実は彼女も同じチームで、ジュニアからたくさん一緒に練習をしてきた選手の1人で、対戦できるのはとても楽しみです。去年の北京オープンで負けてしまったのですが、その時も良いところまで試合ができていました。彼女もすごくしぶとい選手で、最後までファイトしてくると思うので、自分も最後まで集中力を切らさず自分らしくプレーできれば良いかなと思います。

―今シーズンの目標を教えてください。

 今シーズンの前半は、WTAの大きな大会に出場することができると思うので、トップの選手とプレーできる機会が増えるのはとても楽しみです。いまテニスの面で改善している部分もあるので、試合に上手く出せるように、そして去年の4月、5月のようにかみ合って、波に乗ることができれば、楽しみな1年になると思います。最終的には50位、40位そして30位に入れれば、今年も良い1年になったかなと言えるのでそこを目指して頑張ります。