テニスの4大大会初戦、全豪オープンが12日にオーストラリア・メルボルンで開幕する。男子シングルスに出場する世界ランキング84位のダニエル太郎(エイブル)が、大会の中継をするWOWOWのインタビューに応じ意気込みを語った。―昨シーズンを振り…
テニスの4大大会初戦、全豪オープンが12日にオーストラリア・メルボルンで開幕する。男子シングルスに出場する世界ランキング84位のダニエル太郎(エイブル)が、大会の中継をするWOWOWのインタビューに応じ意気込みを語った。
―昨シーズンを振り返っていかがでしょうか?
去年はスタートと終わりがとても良かったシーズンでした。途中苦しんだ時期が長かったですが、なんとか(世界ランキング)トップ100で終わることができ、五輪にも出場できて、色々あった1年だったので、疲れたところもありました。でもやっぱり安定してこの場にいることができる自分の強さを実感できた1年でした。
―オフシーズンはどのように過ごしましたか?
最初はとにかく休むことに集中しました。あとはトレーニングですね。30歳を超えて筋力を落とさないことが大事になってくるので、もうちょっと筋力をあげようと思っています。テニス的にも細かい部分は色々やっています。
―テニスやメンタルの調子はいかがでしょうか?
テニスの調子は良いです。前哨戦(アデレード国際、予選1回戦負け)で良い結果が残せず、びっくりではないが、少しがっかりしている部分はあります。同時に試合に負けても「いつかは大丈夫になる」という安心感が自分の中にあるので、2つの気持ちを受け止めながら、試合に取り組んでいきたいです。
―1回戦の相手はスクールケート(オーストラリア)です。どのような印象を持っていますか?
全米(昨年1回戦)で負けてしまった相手です。今回は彼のホームということで、雰囲気もだいぶ変わると思います。サーブがとても良い選手で、前哨戦でも良いプレーをしていました。すごく良いプレーをしてくることは構えておかないといけないと思います。観客も彼を支えてくると思うので、日本人の皆様はよろしくお願いします(笑)!
―今シーズンの目標はありますか?
今シーズンというよりかは、3年後の五輪にまた出たいので、この3年は今までになかったピークを出していきたいです。すぐの目標ではなく、もうちょっと長い目でみた目標を持っていた方が、大きな目的を持ってテニスをできると思います。細かいことにはあまりこだわりはないです。