◆ラグビーリーグワン2部▽第3節 大阪36―17花園(11日・花園) ラグビーの大阪ダービーが行われ、昨季1部から降格した花園(旧近鉄)は、大阪(旧NTTドコモ)に逆転負けした。2部で開幕3戦し、2敗1分けと白星なし。勝った大阪は開幕3連勝…
◆ラグビーリーグワン2部▽第3節 大阪36―17花園(11日・花園)
ラグビーの大阪ダービーが行われ、昨季1部から降格した花園(旧近鉄)は、大阪(旧NTTドコモ)に逆転負けした。2部で開幕3戦し、2敗1分けと白星なし。勝った大阪は開幕3連勝とした。
ホームの花園は前半こそ一時は逆転するなど、10―17と接戦を演じたが、後半に入ると立て続けに3連続トライを献上。18分までに10―36と大量リードを許し、24分に途中出場のWTB林隆広のトライで反撃したが、及ばなかった。
試合後の会見でゲーム主将のフッカー上山黎哉は「フェイズが重なっていくなかでペナルティーが出てしまう。それは前節から。いい場面でペナルティー、試合が続いていくので改善していかないと」と厳しい表情。向井昭吾ヘッドコーチは「スクラム、ラインアウトでマイボールをマイボールに、できていない。セットプレーを安定させること」。2003年W杯で日本代表を率いた指揮官は、巻き返しへ足元を見つめた。
一方、大阪は3連勝と好調。ゲーム主将のWTB茂野洸気は「うまくエリアを取れていた。後半しんどい時間帯もディフェンスでコミュニケーションが取れて、成長を感じた」と攻守に手応えを得た。大阪を拠点とする両チームで、くっきりと明暗が分かれている状況だ。