◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽準決勝 流通経大柏(千葉)1―0東海大相模(神奈川)(11日・国立競技場) 流通経大柏は準決勝で東海大相模に1―0で勝利。準優勝だった2018年度大会以来6大会ぶりの決勝進出を果たした。 準々決勝で8発…

◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽準決勝 流通経大柏(千葉)1―0東海大相模(神奈川)(11日・国立競技場)

 流通経大柏は準決勝で東海大相模に1―0で勝利。準優勝だった2018年度大会以来6大会ぶりの決勝進出を果たした。

 準々決勝で8発と爆発した流通経大柏の攻撃陣だが、この日は東海大相模の堅実な守りをなかなか試合序盤は崩すことが出来なかった。しかし前半42分、エリア内の競り合いからもらったPKを背番号10番のMF柚木創(3年)が決め先制。膠着(こうちゃく)状態を打破した。

 後半は東海大相模のGK松坂亮(3年)の好セーブなどで得点は得られなかったが、守備陣は完封。相手に隙を与えないまま試合終了の笛が鳴り響いた。

 決勝の相手は17年度大会以来の優勝を目指す前橋育英(群馬)。県大会と準々決勝まで無失点だった東福岡(福岡)を相手に、後半3分からわずか10分間に3点を奪った強敵だ。前橋育英に敗れ準優勝で終わった17年度大会の雪辱を晴らすため、13日の冬の風物詩のフィナーレに備える。