1月11日の中京10R・恵那特別(ダート1800メートル=16頭立て)は、単勝1・3倍のダブルハートボンド(牝4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)がデビューから無傷の3連勝を決めた。勝ち時計は1分52秒6(良)。 大外16番枠からスッと…
1月11日の中京10R・恵那特別(ダート1800メートル=16頭立て)は、単勝1・3倍のダブルハートボンド(牝4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)がデビューから無傷の3連勝を決めた。勝ち時計は1分52秒6(良)。
大外16番枠からスッと3番手へ。スムーズに追走し、持ったままで4角を回った。直線では力強く加速し、2着ミヤジレガリア(幸英明騎手)との追い比べになると、さらに闘志を見せた。残り100メートル手前で突き放し、3馬身差で快勝した。
昨年8月に未勝利戦でデビューし、既走馬相手にいきなり6馬身差V。中2週で臨んだ次戦は、2着に1秒9差をつけて逃げ切った。その後、左前第3手根骨を骨折し、今回は4か月ぶりの復帰戦だったが、能力の高さを証明した。
これまで全3戦で騎乗している坂井瑠星騎手は「能力が抜けているので、スムーズなレースで、力通りの内容でした。無事に行けば、この先も楽しみです」と納得の表情。大久保調教師は「スタートをパッと決めて、あとは安心して見ていました。元々、速いところにいけばいいフォームで走るので、そこを邪魔しないように成長させていきたい」と安どした。