昨夏のパリ五輪総合馬術団体で3位となり、日本に92年ぶりのメダルとなる銅メダルをもたらした初老ジャパンのメンバー、大岩義明が11日に自身のX(旧ツイッター)を更新。訪れていた硫黄島で、3年後の2028年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得を誓…
昨夏のパリ五輪総合馬術団体で3位となり、日本に92年ぶりのメダルとなる銅メダルをもたらした初老ジャパンのメンバー、大岩義明が11日に自身のX(旧ツイッター)を更新。訪れていた硫黄島で、3年後の2028年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得を誓ったと報告した。
大岩らは、1932年ロサンゼルス五輪馬術障害飛越で優勝し金メダルを獲得し、太平洋戦争末期に硫黄島で戦死した「バロン西」こと西竹一大佐の碑の前で銅メダル獲得を報告。「偉大な馬術家である西大佐、金メダルには届きませんでした。あらためて西大佐の凄さを感じております。4年後は金メダルを獲られたロサンゼルスです。やらなければいけませんよね。西大佐、もう一度ここへ違う色のメダルを持って報告へ帰って来ます」と誓ったとつづった。
今回の訪問では、硫黄島に滞在する自衛隊員に講話。その後、西大佐の碑を訪れたという。92年ぶりのメダル獲得の一報が島に届いた際、休みを利用して碑を清掃し、大岩らの活躍を報告してくれた隊員が大勢いたのだという。大岩は「とても嬉しく思い胸が熱くなりました。碑を囲うように石が蹄の形に積まれていました」などと感謝の思いを記した。