1月11日の中山5R・3歳新馬戦(芝2000メートル=18頭立て)は、9番人気のエナジーショット(牝、美浦・矢嶋大樹厩舎、父サンダースノー)が、直線で抜け出してデビュー戦を白星で飾った。2着は15番人気のミサトレッドダイヤ(牝、美浦・高橋…
1月11日の中山5R・3歳新馬戦(芝2000メートル=18頭立て)は、9番人気のエナジーショット(牝、美浦・矢嶋大樹厩舎、父サンダースノー)が、直線で抜け出してデビュー戦を白星で飾った。2着は15番人気のミサトレッドダイヤ(牝、美浦・高橋文雅厩舎、父バゴ)、3着は1番人気のラムコーク(牝、美浦・田中博康厩舎、父ドゥラメンテ)となり、3連単は298万7460円の大波乱となった。勝ち時計は2分4秒1(良)。
前半からスムーズに流れに乗り、好位3番手へ。横山琉人騎手がうまくなだめながら運び、直線を向くとフワッとする面を見せながら、しぶとく脚を使って2着に半馬身差をつけた。今年の初勝利を飾った鞍上は「距離は2000メートルか、それ以上あってもよさそうです。初戦としてはいい内容でした」と、汗をぬぐった。
開業2年目で厩舎として初めての新馬勝ちとなった矢嶋調教師は「向こう正面や直線でもフワッとしたりしたみたいで、そういう意味ではまだ余力があった。体形を見るとマイラーかなと思うが、うちの乗り手も大きな跳びで距離はもちそうと話していた。ひと息入れて、2000メートルくらいのところ使っていければ」と、勝利を振り返った。