ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が24日に有明アリーナで防衛戦を行う予定の挑戦者、サム・グッドマン(26)=オーストラリア=が再び左目の上を負傷したため、試合をキャンセルすることが11日、明らかにな…

 ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が24日に有明アリーナで防衛戦を行う予定の挑戦者、サム・グッドマン(26)=オーストラリア=が再び左目の上を負傷したため、試合をキャンセルすることが11日、明らかになった。オーストラリアのノーリミットボクシング社が同日インスタグラムで「サム・グッドマンが目のケガの再発により、1月24日に予定していた井上尚弥との試合から棄権を余儀なくされたと発表することを残念に思います」と伝えた。

 このカードは当初、昨年12月24日に行われる予定だったが、同14日にグッドマンが練習で左目上をカットしたため、1カ月延期となっていた。

 仕切り直しの一戦に向けて調整を続けていた尚弥は今月8日の代表取材で、グッドマンが負傷した左目を狙うのか、という問いに対して「当たり前じゃないですか。勝負ですからね。そこは(相手の)一つ大きな弱点になる。プロの世界は甘いものじゃないよ、というところ(を見せる)。そこも一つ勝利のカギになってくるところではある」などと語っていたが、またも直前でのドタキャンとなった。