◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン 第2日(10日、米ハワイ州・ワイアラエCC=7044ヤード、パー70) 首位と3打差の26位から出た松山英樹(LEXUS)は3バーディー、2ボギーの69で回り、通算4アンダーの暫定27位でホールア…

◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン 第2日(10日、米ハワイ州・ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)

 首位と3打差の26位から出た松山英樹(LEXUS)は3バーディー、2ボギーの69で回り、通算4アンダーの暫定27位でホールアウトした。

 比較的、風の穏やかな午前7時50分スタートと伸ばしたかったが、前半はティーショットに苦戦した。スタート10番ではいきなり大きく右に曲がり、第2打は大きな木の後ろからに。グリーンには乗せたものの、下の段20メートルに。バーディーパットは2・5メートルショート。パーパットは左縁をなめ、3パットのボギー発進となった。11番パー3ではティーショットをピン奥1メートルにつけて取り返した。13番でも1打目を右に曲げ、打った瞬間にクラブを地面にたたきつけた。その後も思うようにフェアウェーを捉えられず、チャンスにつけられず伸ばすことができなかった。

 ハーフターンすると風が強くなり、難度が増した。1番は再び20メートルから3パットでスコアを落とした。3番はフェアウェーからピン左2・5メートルにつけたが、一筋左を通り顔をしかめた。4番パー3は右バンカーからの2打目が3メートルショート。大きなピンチだったが、パーパットをねじ込み切り抜けた。6番ではショットインイーグル寸前の一打を披露し、ギャラリーから歓声が起きた。最終9番パー5ではバンカーからの3打目を60センチに寄せて、バーディーで締めくくった。

 ホールアウト時点では首位と5打差としている。平田憲聖(エレコム)が12ホールを終え、7アンダーと猛チャージ。9アンダーで44位から首位へ急浮上している。