イングランドサッカー協会(FA)は9日、ノリッジ・シティのスペイン人FWボルハ・サインスの処分を発表した。 処分の対象となったのは2024年12月21日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第22節のサンダーランド戦。サインスは7…
イングランドサッカー協会(FA)は9日、ノリッジ・シティのスペイン人FWボルハ・サインスの処分を発表した。
処分の対象となったのは2024年12月21日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第22節のサンダーランド戦。サインスは74分、対峙したウェールズ代表DFクリス・メファムに唾を吐きかけた。
FAは「相手選手に唾を吐き、退場処分にあたる行為を犯したとされている」、「ボルハ・サインスは容疑を認め、その後独立規律委員会によって処分が下された」と声明。6試合の出場停止とともに1万2000ポンド(約234万円)の罰金が科されている。
これを受けてサインスは謝罪文を発表し、ノリッジの公式X(旧ツイッター)が10日に投稿している。
「今日のFAからの発表を受け、サンダーランド戦での私の行為について、この場を借りて心から公に謝罪します」
「対戦相手に唾を吐きかけたことは、私の性格に全くそぐわない行為であり、あの瞬間の自分のリアクションは受け入れがたいものでした。自分の行動を深く反省し、すべての責任を負います」
「クリス・メファムには、私がした行為について直接謝罪したい。また、チームメイトやコーチングスタッフ、そしてファンの皆さんにもお詫びします。自分の行いで皆さんを落胆させてしまったことに深く失望しています」
「これからの試合を欠場するのは残念なことですが、この時間を使って反省し、学び、改めて集中することで、より強くなって復帰し、残りのシーズンもチームに貢献し続けられるようにします。皆さんの理解とサポートに感謝しています」
2023年7月からノリッジでプレーする23歳ウイングは、今シーズンのリーグ戦で26試合15ゴール3アシストを記録。得点ランキングで首位に立っている。