「ルーキーシリーズ第1戦」(10日、多摩川) 佐藤永梧(21)=東京・133期・B1=がイン戦で臨んだ初日1R、永松良教(福岡)にまくり差されるも、3周1Mで抜き返し1着。続く5Rでは、4コースからコンマ00のタッチSから豪快なまくりを決…

 「ルーキーシリーズ第1戦」(10日、多摩川)

 佐藤永梧(21)=東京・133期・B1=がイン戦で臨んだ初日1R、永松良教(福岡)にまくり差されるも、3周1Mで抜き返し1着。続く5Rでは、4コースからコンマ00のタッチSから豪快なまくりを決めて連勝発進を決めた。

 「本当にうれしい。連勝は初めてだし、多摩川も初、今期も初勝利です」笑顔をみせた。

 「連勝もうれしいけど、5Rはタッチスタートで残っていてうれしい。最近、インに入り出してからスローのSがまだ難しく悩んでしまっていて、ダッシュでも気持ちいい全速Sができてていなかったから。今節は歯を食いしばって全速Sを行こうと思っている」

 足に関しては「掛かりと出足がいいと思う。回った感じがいい。スリットの足は普通ぐらい。連続あっせんが初めてだし、中1日も初めて。連続だと初日からペラを合わせやすいのがいい」と年明けからの当地連続参戦がプラスになっている。

 今年から多摩川フレッシュルーキーとなった佐藤が前節に「2点台のフレッシュルーキーはあり得ないので何とかこの2節間で勝率3点台に乗せたいんです」と話してくれたのを思い出した。

 「今年の目標は多摩川で優勝戦に乗りたい。今節もいいエンジンを引けたし、チャンスなので3点台に乗せてまずは予選突破したい」と気を入れ直して2日目に挑む。