「NPB新人研修会」が10日、都内のホテルで行われた。参加した巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(18=花咲徳栄)は、元阪神の鳥谷敬氏(43)の講演を心に刻み、プロの道を歩むことを誓っていた。 「やっぱり鳥谷さんの話は聞き入った。心に残る…

 「NPB新人研修会」が10日、都内のホテルで行われた。参加した巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(18=花咲徳栄)は、元阪神の鳥谷敬氏(43)の講演を心に刻み、プロの道を歩むことを誓っていた。

 「やっぱり鳥谷さんの話は聞き入った。心に残る部分が一番多かった。これ以上ない、貴重な時間になった」。鳥谷氏は短期、中期、長期で目標を立てることをアドバイス。石塚も「もっとしっかりとした目標設定をしなきゃいけないと思った。今後考えていかないといけない」とした。

 また、連続試合フルイニング出場が667試合と、遊撃手としての日本記録を持つ鳥谷氏。その秘訣(ひけつ)について「やるかやらないかで考えた時に、プロ野球選手に晴れてなることはできたが、必ず全員終わりが来る。明日終わるかもしれないと思ったらやるでしょうという話をされた」という言葉を受けたと明かした。

 「その話も、本当に心に響いた部分だった。そういう考え方をしていこうと」と話し、鳥谷氏の“鉄人道”をこれから始まるプロ生活の指針としたい考えを示した。