DeNAの背番号は「26」…内野は激戦も「こだわり自体はない」 ソフトバンクからトレードでDeNAに加入した三森大貴内野手が10日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「26」に決まり「プラスに捉えてここからまた頑張るぞという気…

DeNAの背番号は「26」…内野は激戦も「こだわり自体はない」

 ソフトバンクからトレードでDeNAに加入した三森大貴内野手が10日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「26」に決まり「プラスに捉えてここからまた頑張るぞという気持ちでした」と意気込みを語った。

 トレード決定時の心境について「ビックリはしましたけど、また違ったチームで自分の持ち味だったり結果を積み重ねられるようにと」と明かした25歳。古巣ソフトバンクについては「入団したときから強いチームでしたし、8年間やらせてもらって試合にも出させてもらってすごくいい経験をさせてもらった。そういうのをこれから先の野球人生に絶対にプラスになると思うので思い切って野球できればいいかなと思います」と感謝も述べた。

 DeNAとは昨年の日本シリーズで相まみえた。「昨年日本一になっていますし、若い選手から年上の選手までいい選手がいるので、負けないように競っていければ」と前を向く。自身初の移籍で別のリーグに身を置くことになったが、「やってみないとわからない部分も多いですけど、まずは今までやってきたことに自信を持ちながら最初はやっていけたらいい」と語った。

 2016年ドラフト4位で入団した三森は、ユーティリティプレーヤーとして2022年から2年連続で100試合以上に出場。パンチ力のある打撃と俊足で、2022年には9本塁打&20盗塁をマークした。しかし昨季はわずか25試合の出場に終わっていた。

“本職”の二塁には牧、一塁には助っ人オースティン、三塁には2度の首位打者を誇る宮崎ら好選手が揃うが、ポジションには「そこまでこだわり自体はないので、出られるところで持ち味を出してと思っている。いろいろなところをやりながらスタイルだったり結果を出していければ、あとはお任せすると言うかそんなイメージです」と、厳しい競争も歓迎した。

 新チームには牧ら同学年の選手も多い。「刺激にもなりますし心強い。キャンプインはすごく不安ですけど同学年がいるのは心強いです。堀岡は高校から一緒なので連絡したり、あとは京田さんとか(青森山田高の)先輩もいるので、そういう面ではすごく心強い連絡もいただきましたし、これから一緒にやる楽しみは多いです」と笑顔を見せた。(Full-Count編集部)