ベネズエラメディア「Meridiano」は9日、ドジャースの大谷翔平選手が「スポーツスポンサーシップで先例を築く」と題した記事を掲載。大谷効果によって、劇的に飛躍したスポンサービジネスについて特集した。 「スポーツスポンサーシップは空前の…

 ベネズエラメディア「Meridiano」は9日、ドジャースの大谷翔平選手が「スポーツスポンサーシップで先例を築く」と題した記事を掲載。大谷効果によって、劇的に飛躍したスポンサービジネスについて特集した。

 「スポーツスポンサーシップは空前のブームを迎えており、『大谷翔平効果』のおかげでメジャーリーグがその先頭を走っている」と指摘。ドジャースが大谷効果で日本から12社のパートナーを加え、さらに7000万ドル(約110億)のスポンサー収入を得たこと、ドジャースと対戦したチームにも日本からのスポンサーの恩恵があったとし、「MLB全体の成長に貢献した」と報じた。MLBのスポンサー収入は前年比で16%伸び、この伸びはNFLを除いて他の北米プロリーグを上回ったという。

 スポンサービジネスの流れは北米5大リーグに波及しており、同メディアは「NFLやNBAほど莫大なテレビ契約を結んでいないMLBやNHLのようなリーグにとってスポンサーシップの拡大が成長を維持する鍵になる。オオタニのような人物は世界的な才能がフィールドの内外で変革の原動力になり得ることを証明している」と結んだ。