フェアリーステークスは2014年のオメガハートロックを最後に1番人気が10連敗。1番人気は過去10年で【0.2.0.8】と馬券外に沈むシーンが目立ち、一方で8番人気以下が3勝2着3回と波乱傾向にある。本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する…
フェアリーステークスは2014年のオメガハートロックを最後に1番人気が10連敗。1番人気は過去10年で【0.2.0.8】と馬券外に沈むシーンが目立ち、一方で8番人気以下が3勝2着3回と波乱傾向にある。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ティラトーレ」を取り上げる。
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■ティラトーレ
過去10年、馬体重480キロ以上が5勝2着2回3着2回と馬格がある馬の台頭が目立つ当レース。昨年も1着イフェイオンは480キロ、2着マスクオールウィンは492キロ、430キロのスティールブルーは1番人気で4着に敗れた。冬枯れの中山芝、牝馬同士の一戦ながらパワーが求められるということか。
今年、前走で480キロ前後だった馬はわずか3頭。マイスターヴェルク、ティラトーレ、ミラーダカリエンテが該当し、このうちティラトーレをピックアップする。
同馬は新馬で3馬身差の大楽勝。逃げ馬を追走しじっくりと追い出しを待ち、いざ追われると次位より0秒5も速い上がり最速の脚で後続を突き放した。続くひいらぎ賞も逃げた好位で運んだが、1分32秒4で逃げ切ったデンクマールが別格。追いかけた馬が潰れる中、外を回りながら4着に踏ん張ったのは上出来で、2、3着馬が後方勢だったことを考えると負けて強しの一戦だった。
牝馬同士の今回、前走ほど走れば上位争いは可能。前走勝ち負けの馬が多く、前走1勝クラスで4着という着順だけでオッズに妙味が出るならシメシメだ。
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