9日放送のTBS系「ひるおび」で、今季米男子ゴルフ開幕戦のザ・セントリーでツアー通算11勝目を飾った松山英樹を特集した。冒頭でMCの恵俊彰が大会前にインタビューした映像を紹介。松山が今季について「早めに1勝して、(4月の)マスターズまでに…
9日放送のTBS系「ひるおび」で、今季米男子ゴルフ開幕戦のザ・セントリーでツアー通算11勝目を飾った松山英樹を特集した。冒頭でMCの恵俊彰が大会前にインタビューした映像を紹介。松山が今季について「早めに1勝して、(4月の)マスターズまでに2勝して、本当にいい状態で挑めるのがいいと思っています」と話した通りの開幕戦Vとなった。
インタビューでは恵が、WBC決勝で大谷翔平が仲間に発した名言「あこがれるのをやめましょう」を引き合いに質問。「(周りに)『大好き』『握手してください』みたいな選手がいるのに、そこでどう向き合うのか。勝たなきゃいけないわけですよね?その人たちに」と世界的スーパースターであるライバルたちにどう立ち向かうのか、メンタリティーを問うた。
これに対して松山は「会場に入っちゃえばそこは関係ない。練習ラウンドまでは『すごいな』と思いながら見てますけど、『対その人』じゃないので」と回答。恵が「僕なんか本当に人間が小っちゃいんで、たけしさんやさんまさんがいると、それだけで緊張しちゃう」と打ち明けると、松山は「それとこれはまた別じゃないですか(笑)!それは別じゃないですか?そこはたぶん違うと思います」と笑顔で突っ込んで否定した。
スタジオを訪れた昨夏のパリ五輪ゴルフ男子日本代表の丸山茂樹監督は「それは違う。あこがれと、一緒に回るときの緊張感は違う」と松山に理解。「タイガー・ウッズがすごいのは分かってるし、日本だとジャンボ尾崎さんもすごいなと思っているが、(パットを打つ)自分の中に入った1分以内の時間は自分の世界なんで。それは英樹だってタイガー・ウッズと対談したら緊張すると思いますよ。一緒にゴルフの道具持ってたら違うけど、ネクタイしてたら『やだなー』って」。相手を直接打ち負かすような対人スポーツとは違い、いかに自分のプレーを貫けるかが勝負となるゴルフの特性を解説した。