バレーボール米女子の新プロリーグ「リーグ・ワン・バレーボール(LOVB)」が8日、開幕。アトランタのコーチに就任したヨーコ・ゼッターランド氏は、ホームでソルトレイクシティー戦に臨み、1―3で敗れた。「勝負所でミスが出てしまった。コーチとし…

 バレーボール米女子の新プロリーグ「リーグ・ワン・バレーボール(LOVB)」が8日、開幕。アトランタのコーチに就任したヨーコ・ゼッターランド氏は、ホームでソルトレイクシティー戦に臨み、1―3で敗れた。「勝負所でミスが出てしまった。コーチとしてチームの流れがよくなるようサポートしていくことが今後は大切だと感じた」とゼッターランド氏は振り返った。

 米国代表セッターとして、1992年バルセロナ五輪で銅メダルを獲得したゼッターランド氏は、28年ぶりに米国のコートに立った。約6000人の観客で膨れあがった会場で「不思議な感じがしました。選手をいかにして集中させるか、客観的に試合を見ていました」

 ソルトレイクシティーでは、パリ五輪日本代表リベロの小島満菜美が先発でボールを拾いまくり、19年アジア選手権日本代表のセッター、松井珠己が途中出場で、速攻を決めるトスワークを見せた。「新しく始まったリーグなので、チームが違っても仲間意識もあります」と、試合後は互いに健闘をたたえ合った。

 LOVBは、アトランタ、ソルトレイクシティー、オースチン、ヒューストン、マディソン、オマハの6チームが参加。1月から4月までリーグ戦を行い、初代女王を決める。