昨夏に加入し、京都サンガF.C.の救世主となったFWラファエル・エリアス(25)が、開幕から挑む新シーズンでのさらなる活躍を誓った。9日は京都・城陽市内のサンガタウンで今季初練習。期限付き移籍から完全移籍に移行したエリアスは、日本での2シー…
昨夏に加入し、京都サンガF.C.の救世主となったFWラファエル・エリアス(25)が、開幕から挑む新シーズンでのさらなる活躍を誓った。
9日は京都・城陽市内のサンガタウンで今季初練習。期限付き移籍から完全移籍に移行したエリアスは、日本での2シーズン目を前に「夏からではなく、最初からできるので、とてもワクワクしている。この選手たちがいれば、素晴らしいことができると思う」と意気込んだ。
昨年7月の加入直後から驚異的なプレーを披露し、94年のFWベンチーニョ(ヴェルディ川崎)に並ぶ10戦10発という最速2桁得点得点記録を成し遂げた。当然今季はさらにマークが厳しくなると予想されるが「それを超える準備をしてゴールを取る自信はもちろんある」と力強く話した。
今季は得点王争いも期待されるストライカーだが、常に謙虚さを失わない。ゴールへの意欲を強めながらも「あくまで自分はチームのパーツ。チームがいいプレーをする助けになるためにどうするか。毎日の練習、1つ1つの試合を最大限やっていくことが大切。その中で自分の貢献度が上がっていけばいい」。今季も求められる役割を徹底した上で、ゴール量産を狙う。【永田淳】