日本ハムの新庄剛志監督が、今オフ、トレードでソフトバンクからDeNAへ移籍した三森大貴内野手(25)を評価。8日のスタッフ会議後、他球団の補強具合について問われ自ら切り出し「良い選手だったんで」と語った。 他球団の補強具合については「あま…
日本ハムの新庄剛志監督が、今オフ、トレードでソフトバンクからDeNAへ移籍した三森大貴内野手(25)を評価。8日のスタッフ会議後、他球団の補強具合について問われ自ら切り出し「良い選手だったんで」と語った。
他球団の補強具合については「あまり気にならない」としつつも、自ら「三森くんが横浜にいったというところではね。良い選手だったんで。いいなーと思いました。いやらしいバッターじゃないですか。足も速いしね」と評した指揮官。昨年末にDeNA・浜口との交換トレードで移籍が決まった若手内野手に目をつけていた模様だ。
新庄監督は昨年、楽天・辰己がゴールデン・グラブ賞授賞式で見せたパフォーマンスについて意見を求められた際、「いい選手になりましたよね。注目はしていたんですけど。楽天の練習で『天才』という声がけはしていました」と明かしていた。
2年前くらいから練習中に辰己のもとに駆け寄り、声をかけていたといい「見抜く力はありますから。そういう選手には結構、声がけするんで。ポジションまで言って声がけしますからね」と語っていた指揮官。自軍の選手だけでなく、他球団の選手にも積極的に声かけする姿はシーズン中に何度も見られ、ホームランが出なかったソフトバンク・山川にも声をかけ、ライバル球団の4番からは笑みもこぼれていた。
球界のレベルアップへ尽力を惜しまない新庄監督。今回、自ら名前を切り出した三森は青森山田から2016年度ドラフト4位でソフトバンクに入団。高校時代から抜群のバットコントロールには定評があり、21年から1軍に定着。22年から2年連続で100試合超の出場を果たしていたが、昨年は故障も重なり25試合の出場にとどまっていた。