V・ファーレン長崎の新体制発表会が8日、長崎市のピーススタジアムであり、田河毅宜・新社長や新加入選手らが意気込みを語った。昨季、惜しくもJ1昇格を逃した長崎は、J1クラブの主力選手を含む10人の加入を発表(8日現在)。中心選手の多くも契約…
V・ファーレン長崎の新体制発表会が8日、長崎市のピーススタジアムであり、田河毅宜・新社長や新加入選手らが意気込みを語った。昨季、惜しくもJ1昇格を逃した長崎は、J1クラブの主力選手を含む10人の加入を発表(8日現在)。中心選手の多くも契約を更新した。下平隆宏監督は「J1昇格はクラブの使命」と述べ、「ホームで勝ち続け、次も試合を見たい、という循環を起こしたい」と語った。
長崎は日本代表経験もあるJ1ヴィッセル神戸のMF山口蛍を獲得。8日には横浜F・マリノスのDFエドゥアルドの獲得も発表した。会見で山口は「(苦杯を喫した)昨年のプレーオフの戦いもそうだが、経験が少ないところもあると思う。若い選手も多いので、自分が入ることで、そういったところの経験値を伝えていければ」と述べた。
J2モンテディオ山形から加入したGK後藤雅明は「失点を減らし、負ける試合を引き分けに、引き分けを勝ち点3にするなど貢献していきたい」と話した。
田河社長は「クラブ20周年の節目。なんとしてもJ2優勝、J1昇格を勝ち取るんだと一丸となって、強い覚悟で臨みたい」と述べた。(寿柳聡)