◆リーグ杯準決勝第1レグ トットナム1-0リバプール(1月8日、英国・ロンドン・トットナム・ホットスパー・スタジアム) 2025年1月8日、英国ではリーグ杯の準決勝第1レグが前日に引き続き1試合行われ、日本代表主将遠藤航(31)が所属するリ…
◆リーグ杯準決勝第1レグ トットナム1-0リバプール(1月8日、英国・ロンドン・トットナム・ホットスパー・スタジアム)
2025年1月8日、英国ではリーグ杯の準決勝第1レグが前日に引き続き1試合行われ、日本代表主将遠藤航(31)が所属するリバプールはアウェイでトットナムと対戦。これまでリーグ杯戦は先発してきた遠藤だが、この試合ベンチスタート。しかし前半30分、クワンサーが負傷してCBで出場し、前半アディショナルタイム11分、後半7分を加えて、合計79分間プレーをした。
スロット監督となってリバプールの今季公式戦2敗目となったピッチで試合終了の笛を聞いた遠藤が悔しそうに空を見上げた。
強敵トットナムとの準決勝第1レグがアウェーとなり、これまでずっと先発だったリーグ杯戦のキックオフをベンチから眺めた。
しかし、センターバックのクアンサーが負傷して、前半30分の段階で出場。試合開始直後にピッチ上でのトットナムMFベンタンクールの治療が長引き、11分のアディショナルタイムが加わった試合でCBでプレーした。
準々決勝のサウサンプトン戦でもCBで先発した。しかしこの時は味方がボールを持つと中盤に上がって、偽CBの役割をこなしたが、このトットナム戦では主将ファン・ダイクの右脇に寄り添い、しっかりとクワンサーの代役を務めた。
ベンチには本職のフランス代表DFコナテもいたが、故障開けで遠藤が投入された。最終ラインのビルドアップをこなし、しっかりと守った。そして後半35分に満を持してコナテが入り、遠藤がアンカーに繰り上がった。
ところが皮肉にもこの交代策の1分後の後半36分にトットナムの18歳MFベリバルが先制点を奪取。この虎の子の1点を守り、1-0でトットナムが第1レグを制した。
しかし、問題があるゴールだった。試合後スロット監督は「ゴール自体は素晴らしかった。しかし問題はそれ以前にある」と発言。リバプール主将のファン・ダイクはこのゴールの1分前にベリバルがリバプールの左SBツィミカスに繰り出したタックルは「間違いなくイエローだ」と話すと「彼がピッチの立っていてはいけなかった」と続けて不満を表明した。
ベリバルは後半18分の反則タックルでイエローを受け取り、ツィミカスへのタックルが正当に判定されていれば、2枚目のイエローとなって累積退場となっていた。
しかもゴールの際、倒されて治療を受けたツィミカスはピッチ外にいて、リバプールは10人の状態だった。
しかし結果は1-0負け。ウェンブリーの決勝進出をかけた第2レグはリバプールのホーム、アンフィールドで2月6日に行われる。