J1町田は8日、J1での2季目に向けて、町田市内で始動した。黒田剛監督(54)は練習前、集まった約300人のサポーターに向けて「何か一つ大きなタイトルを町田に持ち帰ってくることを目標とする」と決意表明した。 強烈なインパクトを残した“前年…
J1町田は8日、J1での2季目に向けて、町田市内で始動した。黒田剛監督(54)は練習前、集まった約300人のサポーターに向けて「何か一つ大きなタイトルを町田に持ち帰ってくることを目標とする」と決意表明した。
強烈なインパクトを残した“前年超え”へ意気込み十分だ。昨季はJ1初挑戦ながら、開幕から首位を走る快進撃を見せ、J1初昇格クラブとして最高位の3位に輝いた。それだけに期待のハードルが上がっていることも理解している。指揮官は「ACLというチャンスもある」と、リーグ戦、天皇杯、ルヴァン杯を含めた4つのタイトルをターゲットに定めた。
期待の新戦力も多い。横浜Mから元日本代表FW西村拓真、そして連覇の神戸からは黒田監督がかつて率いた青森山田高時代の教え子であるDF菊池流帆が完全移籍で加入した。恩師に引かれ、移籍を決断したという菊池は「日本一の選手が集まった軍団でやってきた自負はあるので、いい刺激を与えられれば」と、勝者のメンタリティー注入を誓った。