正月の箱根駅伝で2連覇を達成した青学大陸上競技部は8日、公式ホームページを更新。往路、復路の成績と同時に出場10選手のコメントを掲載した。 各校のエースが集まった花の2区で青学大新記録となる1時間05分44秒をマークし、区間3位で往路優勝…

 正月の箱根駅伝で2連覇を達成した青学大陸上競技部は8日、公式ホームページを更新。往路、復路の成績と同時に出場10選手のコメントを掲載した。

 各校のエースが集まった花の2区で青学大新記録となる1時間05分44秒をマークし、区間3位で往路優勝と総合優勝に大きく貢献した黒田朝日(3年)は「2年連続2区の出走となりました。昨年よりもレベルの高いレース展開の中、自分で決めたレースプランに徹することができ、区間新記録で走りきることができました!」とコメント。「チームとしても最大目標である総合優勝を勝ち取る事が出来てとても嬉しいです!」と振り返った。さらに「来年も戸塚に朝日がのぼります!」と続け、早くも1年後に言及して3年連続の2区出場を宣言した。

 黒田は従来の区間記録を上回る好走を見せたが、今年の2区は超高速の大激戦。東京国際大の最強留学生、リチャード・エティーリ(2年)が圧巻の12人抜きで1時間5分31秒をマークし、大学の先輩・ヴィンセントが持っていた1時間5分49秒を上回る区間新記録を樹立した。創価大の吉田響(4年)も1時間5分43秒で黒田を1秒上回り、2区の日本人歴代最速。原晋監督から「駅伝男」と評される黒田が最終学年で迎える来年も3年連続で2区を任されれば、これらの記録を更新する快走が期待される。