サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウスが退場になった問題で、スペイン連盟の競技委員会は7日、同選手に対し2試合の出場停止処分を課した。対象となるのは今月行われるリーグのラスパルマス戦とバリャドリード戦で…

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウスが退場になった問題で、スペイン連盟の競技委員会は7日、同選手に対し2試合の出場停止処分を課した。対象となるのは今月行われるリーグのラスパルマス戦とバリャドリード戦で、9日から行われるスペインスーパーカップへ出場できることになった。

 競技委員会は同処分について「プレーに関わらないところでの暴力的な行為」があったとしたが、さらに厳重な処分になり得た「暴行」とは認めなかった。

 なおレアル・マドリードは「退場前の選手に対し人種差別的なヤジがあった」として処分の軽減を求める方針だという。

 ビニシウスは3日に行われたリーグ、バレンシア戦で相手GKディミトリエフスキに小突かれたことで激昂、両手で相手の頭を押し退場処分になっていた。