レイカーズの八村塁は7日(日本時間8日)の敵地マーベリックス戦に先発出場。25分51秒のプレーで6得点2アシスト1リバウンドに終わった。チームも97-118で敗戦。2025年に入って初の連敗を喫し、ウェスタン・カンファレンスで6位となった。…

レイカーズの八村塁は7日(日本時間8日)の敵地マーベリックス戦に先発出場。25分51秒のプレーで6得点2アシスト1リバウンドに終わった。チームも97-118で敗戦。2025年に入って初の連敗を喫し、ウェスタン・カンファレンスで6位となった。

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■「許されない敗北を喫す」

ルカ・ドンチッチとカイリー・アービングが不在のマーベリックスと対戦したレイカーズ。オースティン・リーブス、マックス・クリスティー、八村、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスという先発メンバーで臨んだ。

2枚看板をケガで欠くチームに対して、本来であれば圧倒したいところだったが、前半を終えて50-55と追う展開。第3Q以降も劣勢は変わらず、97-118と良いところなく敗れた。

米専門メディア『LEBRON WIRE』は今回の敗戦について、「LAはマーベリックスに許されない敗北を喫す」と題し、批判的な記事を展開。「相手はドンチッチとアービングが不在。勝利は確実視されていたが、今シーズン最悪のパフォーマンスを見せた」と酷評し、「試合状況は悪化するばかりで、競争力を高めるような反撃をまったく組み立てることができなかった」と突き放した。

八村も6得点2アシスト1リバウンドと低調で、先発組の中では唯一の1ケタ得点にとなった。選手別採点を行った同メディアは、八村に対してゲイブ・ビンセントと並ぶチーム最低のD評価を付けた。「ハチムラは時折見せるように、火曜日の試合では存在感を失っていた。彼はわずか5本のシュートしか打たず、そのうち3本を成功させたが、約26分間の出場でリバウンドは1本だけ。チームは彼からもっと多くの得点と全体的なアグレッシブさを必要としていた」と注文を付けた。

■ライバルは守備力に定評

一方、チーム最高となるA評価を受けたのは、ドリアン・フィニースミス。「4本放った3ポイントシュートのうち3本を成功させ、約28分で11得点を記録した。第3Q終盤にはマーベリックスの速攻を阻止し、彼が守備で試合を変えることのできる存在であると改めて示した。また、3リバウンドでも貢献した」と称賛した。

3ポイントシュートとディフェンスが持ち味のフィニースミスは昨年末、トレードでネッツから加入した。八村に代わって登場するシーンもあり、徐々に存在感を発揮。米スポーツメディア『The Athletic』は6日(同7日)に「J.J.レディック監督が近いうちにハチムラではなくフィニースミスを先発に選んだとしても驚きではない。ロサンゼルスに加入して以来、フィニースミスはハチムラを上回るパフォーマンスを見せており、より優れた攻守のバランスを提供している」と記している。

先発ラインアップを確保し続けるために、八村は正念場を迎えているのかもしれない。

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