J1町田は8日、東京・町田市内で2025年シーズンを始動した。全体でのあいさつ後に室内でミーティングを行い、その後、黒田剛監督が練習を見学に来たサポーターへあいさつ。拡声機を片手にタイトル奪取を宣言した。 「皆さん、あけましておめでとうご…
J1町田は8日、東京・町田市内で2025年シーズンを始動した。全体でのあいさつ後に室内でミーティングを行い、その後、黒田剛監督が練習を見学に来たサポーターへあいさつ。拡声機を片手にタイトル奪取を宣言した。
「皆さん、あけましておめでとうございます。そしておはようございます。まずは2025年シーズン、本日チームを始動いたします。まず昨年2024年シーズンはチームの目標である5位以内というものを達成しACL出場いうことで、選手たちの頑張りをもって見事達成をしてくれました。今年の期待はそれ以上ということで、ファン、サポーターの皆様方の期待も高まるところだと思います。今年ももちろん5位以上は目指せますし、またはタイトル奪取ということで、何か1つ大きなタイトルを町田に持ち帰ってくることを目標とし、選手、スタッフみんなが一丸となって、昨年以上の結果にこだわり、取り組みにこだわり、町田の皆さん方に本当に大きな希望と感動というものをもたらすことができるように精一杯頑張っていきたいと思います。負けることもあるし、負け込むこともあるかもしれませんが、希望を我々は絶対に失うことなく前進し続けますので、この1年間、皆さんの力とともに精一杯頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」
練習ではフィジカルメニューやボール回しなどを1時間ほど行い、汗を流した。横浜FMからMF西村拓真、福岡からMF前寛之ら実力のある選手が多く加入し、黒田監督は「真面目で誠実に取り組んでくれる選手たちが来てくれたと思っている。だいぶこの町田のカラーっていうのかな、我々のチーム作りというものを求めて、ここにフィットすると感じて来てくれる選手たちが増えてきた。この2年で我々が1つの町田らしさをうまく作り上げてきた部分に対する評価だと思うので、すごくありがたい」と満足そうな表情を浮かべた。
今季はJ1で2年目を迎える。5位以上を目標に戦った昨季は、初昇格ながら3位と健闘。最終節まで白熱の首位争いを繰り広げた。新シーズンを迎えるにあたって「とりあえず最低ラインとして5位以上は絶対確保したい。そしてやっぱり何らかのタイトルを取りたい。あとはACLというチャンスもあるので、そこでもきちっとあらゆるメンバーがどのタイミングでどのように出ようと、しっかりと町田のサッカーを志向できるように、選手層も含めて強化を図っていきたい」と目標を掲げた。
開幕戦はホームで昨季2位の広島と戦う。広島には昨季は2敗と、厳しい相手となるが「我々のモチベーションを上げるにはもってこいの相手」と臆さず。「去年勝ててない相手だから、胸を借りるつもりで。今年のチームでどれぐらいできるかはファンサポーターが期待するところでもある。新生・町田の強さをしっかりと発揮できるように、いい強化をキャンプでも図っていきたい」と力を込めた。