ドジャースで次にトレードされる可能性のある選手とは誰か(C)Getty Images ドジャースは現地時間1月6日(日本時間7日)、生え抜きの正二塁手だったギャビン・ラックスをトレードでレッズに放出した。 韓国プロ野球からキム・ヘソンを獲得…

ドジャースで次にトレードされる可能性のある選手とは誰か(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間1月6日(日本時間7日)、生え抜きの正二塁手だったギャビン・ラックスをトレードでレッズに放出した。

 韓国プロ野球からキム・ヘソンを獲得したことで、ラックスは押し出されるような形となった。そんな中、『MLB公式サイト』は「ドジャース、次のトレードの可能性は?」と題した記事を掲載している。

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 「ドジャースは日本の天才投手ロウキ・ササキとの契約や、リリーバーをもう一人加えるなど、成し遂げたいことはまだある。次に何があるかにもよるが、40人ロースターの枠を広げる必要があるかもしれない」と記し、トレードの可能性がある「3人の候補」を挙げている。

 その3人とは、クリス・テイラー、ミゲル・ロハス、そしてジェームズ・アウトマンで、34歳のテイラーに関しては「フィールドのあらゆる場所でプレーできる能力は彼のトレードマークだが、近年は攻撃力が落ちている」と指摘。「テイラーはベストの状態であれば、ドジャースが重視する万能な控え打者になれるが、ロサンゼルスがテイラーと、FAのキケ・ヘルナンデスの両方をロースターに加えるとは考えにくい」と記した。

 35歳のベテラン、ロハスについては、チームリーダーとして不可欠な選手であるとし、最近の攻撃面での実績も優れているとした。一方で、テイラーはスピードと守備の多才さから、ロールプレーヤーとして適していると説明した。チームはどちらの特性をより評価するのだろうか。

 そして、テイラーとロハスとは異なり、27歳のアウトマンについては「かつてドジャースの将来に大きな役割を果たすと思われていた。しかし、今後彼がチームにどうフィットするかは不透明だ」と伝えている。

 「25年の外野陣は左翼にマイケル・コンフォルト、中堅にトミー・エドマン、右翼にテオスカー・ヘルナンデスが入ると予想されている。アンディ・パヘスも出場機会を争っている中で、彼が定期的にプレー時間を得られるかどうかは見通せない」と、アウトマンの立場はまさに“崖っぷち”と見ているようだ。

 果たして彼ら3人は来季もドジャースのユニフォームを着ているのか、あるいは誰かが移籍しているのか。今後の動きに注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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