51回目を迎えた「2024プロレス大賞 supported byにしたんクリニック」(東京スポーツ新聞社制定、デイリースポーツなど選定)の授賞式が8日、都内で行われ、最優秀タッグチーム賞に史上初の満票で選ばれた斉藤ジュンと斉藤レイの斉藤ブ…

 51回目を迎えた「2024プロレス大賞 supported byにしたんクリニック」(東京スポーツ新聞社制定、デイリースポーツなど選定)の授賞式が8日、都内で行われ、最優秀タッグチーム賞に史上初の満票で選ばれた斉藤ジュンと斉藤レイの斉藤ブラザーズが出席した。

 双子の兄・ジュンは「最高にうれしいぜ。だが、まだまだ満足はしていない。これからは斉藤ブラザーズが永遠に最優秀タッグ受賞していくから、おまえらはそれをワクワクドキドキ楽しみに見ておけ。DOOM!」と永久政権を宣言。

 レイは「兄の言った通り、俺たち斉藤ブラザーズはまだまだこんなもんじゃねえ。来年こそは史上初の兄弟でのタッグでMVPを取ってやるぜ。全員楽しみにしておけ。DOOM!」と、2024年はノミネートされたもののザック・セイバーJr.に得票で及ばなかったMVPの獲得を宣言した。

 昨年大みそかにデイビーボーイ・スミスJr.から3冠ヘビー級王座を奪取したジュンは、26日・幕張大会で元王者の安斉勇馬の挑戦を受けることが決定している。

 ジュンは「そうは言っても安斉勇馬も後輩だけど先輩3冠チャンピオンなので」と敬意を払いつつも「(自分は)自信に満ちあふれてるので。今は俺がチャンピオンなので思い切りたたきつぶしたい」と防衛宣言。

 レイは兄への挑戦について「現チャンピオン(ジュン)がこの俺に、まずはシングルで結果を残さないと挑戦をさせないと言ったので、俺もさっさとな、シングルでしっかりと実績を作って、シングルプレーヤーとして兄に挑戦表明を改めてしたい。それまでにその大事な3冠のベルトをしっかり防衛しろ」と宣言。ジュンは「簡単に挑戦できると思ってんの?簡単に挑戦させないぜ」と、改めてシングルでの実績を求めた。

 また、この日、殊勲賞を受賞した安斉は「(昨年初めて)3冠を巻いた数カ月が本当に人生で一番刺激的だったので、またその刺激を味わえるように、また僕の腰に3冠を巻きたい。あれだけのタイトルマッチを乗り越えてきたので、確実に全く別のプロレスラーになれていると思うので、一発で取りたい」と、3冠王座の奪回を誓っていた。