昨季は2軍で110試合に出場…24盗塁で盗塁王に 楽天は8日、国内FA権を行使してヤクルトへ移籍した茂木栄五郎内野手の人的補償として、小森航大郎内野手を獲得したと発表した。 21歳の小森は2021年ドラフト4位で山口・宇部工高からヤクルトに…

昨季は2軍で110試合に出場…24盗塁で盗塁王に

 楽天は8日、国内FA権を行使してヤクルトへ移籍した茂木栄五郎内野手の人的補償として、小森航大郎内野手を獲得したと発表した。

 21歳の小森は2021年ドラフト4位で山口・宇部工高からヤクルトに加入。3年目の昨季は2軍で110試合に出場し、打率.252、2本塁打23打点の成績を収めた。また、24盗塁をマークし、イースタン・リーグ盗塁王を獲得。9月に初めて1軍昇格を果たし、1軍では4試合で5打数無安打だった。

 茂木は昨季、46試合で打率.265、1本塁打、8打点の成績でオフに国内FA権を行使。12月上旬にヤクルト移籍が発表されていた。楽天は昨年のドラフト1位で5球団競合の末、宗山塁内野手を獲得。内野手のレギュラー争いがまた熾烈になりそうだ。

 ヤクルトが発表した本人のコメントは以下の通り。

「今回の話を聞いてとても驚いています。スワローズでは、まだ1軍での出場が少なかったのですが、選手をはじめチームの皆さまと、応援してくださったファンの方々に感謝の思いでいっぱいです。チームは変わることになりましたが、これからも頑張っていきたいと思います。楽天ファンの皆さまも、よろしくお願いいたします」(Full-Count編集部)