DeNAのドラフト4位・若松尚輝投手(24)=四国ILp高知=が7日、他の新人選手とともに神奈川・横須賀市内の「青星寮」に入寮した。昨夏、かつて高知でプレーした阪神・藤川監督がグラウンドを訪れた際に激励され、“球児魂”を胸に戦うことを誓っ…

 DeNAのドラフト4位・若松尚輝投手(24)=四国ILp高知=が7日、他の新人選手とともに神奈川・横須賀市内の「青星寮」に入寮した。昨夏、かつて高知でプレーした阪神・藤川監督がグラウンドを訪れた際に激励され、“球児魂”を胸に戦うことを誓った。

 「お話を聞いたりして、やっぱりプロを目指したいなという思いが強くなりました」と若松。大学3年時に外野手から投手に転向。NPB入りを強く熱望し、独立リーグに飛び込んだ。藤川監督は2015年、米国から帰国後に高知に入団。そして阪神に復帰した。

 この日、若松は宝物のグラブを携え現れた。月収が約10万円だった古巣時代、オフ期間にアルバイトして買ったものだ。「オーダーして6~7万円くらい。これを見て、厳しかった独立リーグ時代のことを思い出して頑張りたい」。ハングリー精神は忘れない。