東京Vが7日、都内で新体制発表会を行った。 磐田から完全移籍で加入したパリ五輪日本代表DF鈴木海音は「この移籍は自分にとって大きな決断をしたと思っているので、その覚悟をピッチ上で示せたらなと思います」と意気込んだ。 鈴木は高い守備力と足元…

 東京Vが7日、都内で新体制発表会を行った。

 磐田から完全移籍で加入したパリ五輪日本代表DF鈴木海音は「この移籍は自分にとって大きな決断をしたと思っているので、その覚悟をピッチ上で示せたらなと思います」と意気込んだ。

 鈴木は高い守備力と足元の技術にもたけたセンターバックで、24年は磐田で24試合に出場し1得点。また昨夏のパリ五輪では1次リーグ第3戦のイスラエル戦にフル出場し、1―0での勝利に貢献していた。下部組織から磐田でプレーしてきたが、東京Vの江尻強化部長からの「まだまだ成長できる」などという言葉を受けて、「もっともっと成長するために、自分の目標である海外で活躍することやA代表を目指す上で、東京ヴェルディに来て新たな環境で自分自身もっと成長しなければいけないなと思い決断しました」と、若手主体の東京Vを新天地に選んだ。

 DF陣は3バックを継続した場合、昨季の主戦だった谷口、千田、綱島、林らとのハイレベルな競争となるが、「インターセプトだったり、前に飛び出ていってボールを奪いにいくことが自分の武器だと思っている。そういったプレーを多く出せればいいですし、ゴール前のシュートブロックやシンプルな競り合いでもっともっと勝てるようにここで成長したい」と見据えた。