東京Vが7日、都内で新体制発表会を行った。 16年ぶりのJ1だった昨季は下馬評を覆して6位と大躍進。今季に向けてDF谷口、MF森田ら主力の大半は残留し、期限付きで加入していたDF林、FW木村、染野、山見を完全移籍で獲得することにも成功。さ…

 東京Vが7日、都内で新体制発表会を行った。

 16年ぶりのJ1だった昨季は下馬評を覆して6位と大躍進。今季に向けてDF谷口、MF森田ら主力の大半は残留し、期限付きで加入していたDF林、FW木村、染野、山見を完全移籍で獲得することにも成功。さらにG大阪から加入するMF福田、磐田から加入するDF鈴木、MF平川、湘南から加入するGK馬渡ら新戦力や、東洋大の新井、明大の熊取谷、内田ら期待の新人を加えた陣容で、J1復帰2年目を戦う。

 今季も指揮を執る城福浩監督は「残ってくれた選手、入ってくれた選手含めて、自分たちがJ1で戦っていくために必要なメンバーがそろったなと思います。すごくうれしく思います。我々のキーワードとしたら、今年も『成長』なんですよね。成長していって、1試合、1試合、いいことも苦しいことも、全部自分たちの成長の糧にして、次に向かっていく集団であり続けて、どこかのタイミングで階段を一つ上るような成長をみんなで感じながら、それが一段ではなく、二段でも三段でも上がるような、そういうタイミングがあれば、このチームはもっと超野心的な目標に向かっていけると思います。ここで成長したいという選手の集団なので、しっかり辛抱強く積み上げていくことで、全員の成長が各ポジションの競争力につながりますし、そのサイクルの中で、チームが成長していくということを目指したい。去年が野心的な目標を達成したかどうかは、これは皆さんの判断にお任せしますが、今年は超野心的な目標に向かっていきたい」と決意表明。「タイトル」を意識して戦いに挑む25年シーズン。若手主体のチームが、J1最年長監督のもとで昨シーズン以上の旋風を巻き起こす。