箱根駅伝の早大5区で注目を集めた“山の名探偵”工藤慎作(2年)が、日本テレビ系で5日に放送された「Going」に登場。区間2位と快走を支えた非売品の特注シューズの存在が紹介された。 過酷な山上りで激走した工藤のシューズはアシックス製で、見…

 箱根駅伝の早大5区で注目を集めた“山の名探偵”工藤慎作(2年)が、日本テレビ系で5日に放送された「Going」に登場。区間2位と快走を支えた非売品の特注シューズの存在が紹介された。

 過酷な山上りで激走した工藤のシューズはアシックス製で、見た目はかかと部分にかけて厚底となった形状。工藤は「普通の靴よりもかかとが高くなって傾斜がより強くなった靴。箱根の山の傾斜に合わせて作られていて、かかとが厚い分、足を設置できる。走りのリズムは平地に少しでも近づく」と説明した。

 メガネをかけ、名探偵コナンの主人公、江戸川コナンの本名と似た工藤新一であることなどから、ネットではレース直後に“山の名探偵”がトレンド入り。大注目を集めた。

 快走を支えた秘密兵器の存在が明かされると、SNSでは「アシックスかー」、「5区って平地もあれば山下りもあるから大変そう」、「ずいぶんと厚底タイプですね」、「これは速そう」、「キック力増強シューズやな」、「ファン必見のアイテム」、「実力ありきのシューズ」などと反応。陸上男子400メートルハードルの世界陸上2大会銅メダリスト、為末大氏も自身のXで5区専用シューズの存在に「これ面白いです。要するに、厚底シューズに規制がかかった今、箱根駅伝がメーカーにとっては開発無制限特区になっている」と投稿した。