第103回全国高校サッカー選手権で4強入りした流通経大柏(千葉)は11日、国立競技場での準決勝で初出場の東海大相模(神奈川)と戦う。7日は千葉・柏市内で報道陣に練習を公開。2007年度以来、2度目の制覇を目指し、J2富山内定のMF亀田歩夢…
第103回全国高校サッカー選手権で4強入りした流通経大柏(千葉)は11日、国立競技場での準決勝で初出場の東海大相模(神奈川)と戦う。7日は千葉・柏市内で報道陣に練習を公開。2007年度以来、2度目の制覇を目指し、J2富山内定のMF亀田歩夢(3年)は「目標の優勝まであと2つ勝てばっていうところまで来られた。ここまでやってきたんだから、やっぱり優勝目指して、準決勝はやりたい。国立の大きな舞台でサッカーができるのはめったにないこと。自分の良さで会場を湧かせたり、1試合1点は目指している」と意気込みを語った。
得点ランクでは大会を通して通算3得点の5位タイ(1位は堀越・三鴨奏太の5得点)。得点王も狙える位置につけるが、「なれたらいいなぐらい。日本一を目標にしている」とあくまで勝利にこだわり戦う。
“ダブル主将”でチームを引っ張ってきたDF佐藤夢真(3年)は「自分は苦労してきた1年。苦労している人の方が多いと思いますし、自分が大舞台でしっかり活躍して、そういう人たちの助けになったり、救えたらいいなと思う。そういう背中を見てほしいなと思う」。またもう一人の主将・DF奈須琉世(3年)は「残り1週間で自分たちの高校サッカーは終わる。負けて終わりたくない。日本一の目標があるので、そこを取らないと自分たちは何のタイトルも取れずに終わってしまう。次の試合も勝って、決勝に進みたい」と言葉に力を込めた。