「鳳凰賞典レース・G3」(7日、立川) 山口拳矢(28)=岐阜・117期・S1=が最終2角からの番手まくりで勝利。23年7月の名古屋記念以来3回目のG3制覇を果たし、優勝賞金522万円(副賞含む)を手にした。2着には郡司浩平(神奈川)、3…
「鳳凰賞典レース・G3」(7日、立川)
山口拳矢(28)=岐阜・117期・S1=が最終2角からの番手まくりで勝利。23年7月の名古屋記念以来3回目のG3制覇を果たし、優勝賞金522万円(副賞含む)を手にした。2着には郡司浩平(神奈川)、3着は単騎の平原康多(埼玉)が入った。
山口が苦しい24年を乗り越えて、新年一発目を優勝という最高な形でスタートした。初手は前受けから。前を任せた藤井侑吾(愛知)が突っ張り先行。最終2角4番手から郡司が仕掛けてくると、合わせて番手まくりを敢行。ゴール前で迫られるも押し切って勝利した。「(藤井)侑吾さんと後ろを固めてくれた清水一幸(大阪)さんのおかげ。優勝することが侑吾さんの気持ちに応える最低限の結果です」とラインの仲間に感謝した。
25年は赤パンを脱いで仕切り直しの1年。「昨年の成績とかはいったん忘れて、ゼロから作り直していくのがテーマ。記念はまず一個取れたので、次は(特別競輪の)タイトルを取りたい」と意気込んだ。結果を残し続ければ自信を取り戻せる。年末の大一番を目指して、一歩ずつ階段を上がっていく。