「全大阪王将戦」(7日、住之江) 1号艇で人気を集めた太田和美(52)=大阪・69期・A1=がトップSから逃げて1着。王将戦は5回目、オール大阪は13回目、通算では2023年12月からつ一般戦以来となる91回目の優勝を飾った。2、3着には…
「全大阪王将戦」(7日、住之江)
1号艇で人気を集めた太田和美(52)=大阪・69期・A1=がトップSから逃げて1着。王将戦は5回目、オール大阪は13回目、通算では2023年12月からつ一般戦以来となる91回目の優勝を飾った。2、3着には上條暢嵩、木下翔太(ともに大阪)が入った。
シリーズリーダーが最後も隙を与えず新春初Vを飾った。太田が予選トップ通過から王将位決定戦の絶好枠を手にして王道V。「1周1マークはターンマークに寄り過ぎてギリギリだったけど」とレースを振り返ったが、他艇を一気に突き放してVを確定付けた。「大阪もみんな実力がすごいからなかなかチャンスもないけどチャンスが来た時には」と自らで作り上げたVチャンスをしっかりとモノにして13回目のオール大阪Vを手にした。
優勝は23年12月のからつ一般戦以来と約1年ぶり。「得点トップでも準優でやられたりすることが去年は多かったので流れを変えたいと思っていた。一年間、リズム良く走りたいですね」と、新春初笑い、そして久しぶりにつかんだVは2025年の活躍へ大きな弾みとなるはずだ。