JRAは1月7日、2024年度のJRA賞を発表。年度代表馬には天皇賞・秋、ジャパンCのG1を2勝したドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が選ばれたが、満票の256票を獲得したのは最優秀4歳以上牡馬の1部門のみに終わっ…

 JRAは1月7日、2024年度のJRA賞を発表。年度代表馬には天皇賞・秋、ジャパンCのG1を2勝したドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が選ばれたが、満票の256票を獲得したのは最優秀4歳以上牡馬の1部門のみに終わった(年齢、所属は2024年時点の表記)。

 各部門賞の選考で、G1タイトルを複数以上勝っていない最優秀3歳牡馬、最優秀4歳以上牝馬、最優秀スプリンター&マイラーなどは混戦が予想されたが、なかでも大接戦となったのは最優秀3歳牡馬部門。日本ダービー馬ダノンデサイル(144票)と国内ダート無敗のフォーエバーヤング(103票)による争いとなったが、41票差でダービー馬に軍配が上がった。フォーエバーヤングは国内のG1級レースを2勝、海外重賞2勝の活躍を見せたが、海外G1で勝利を挙げられなかったこととJRAでの出走がなかったことも投票に影響を及ぼしたようだ。

 また、その2頭以外では、皐月賞を制したジャスティンミラノに8票、菊花賞馬のアーバンシックに1票がそれぞれ入っている。

 惜しくも3部門(年度代表馬、最優秀3歳牡馬、最優秀ダートホース)で次点に終わったフォーエバーヤングには特別賞が贈られた。この結果にSNSでは「特別賞が与えられたのもすごく納得感がある」「やっぱり特別賞が妥当かな」「内容としてはフォーエバーヤングだと思ったんだけどな」「心底ガッカリしたわ」「海外G1を勝っていたら逆転してたかもね」「フォーエバーヤングの方が遥かにインパクトがあるが」「芝の強さは凄いな」「今年こそ海外G1勝利を」「何も貰えなかったマルシュロレーヌさん」「表彰されたの嬉しすぎる」「3歳ダートにも部門賞を作ってほしい」「エバヤンだと思ってたけどやっぱダービー馬か」などの声が寄せられている。