「バレーボール・全日本高校選手権・準々決勝、共栄学園2-0東九州龍谷」(7日、東京体育館) 準々決勝が行われ、東九州龍谷(大分)が、共栄学園(東京)に0-2(21-25、15-25)で敗れた。4大会ぶりの4強とはならなかった。 この日の午…
「バレーボール・全日本高校選手権・準々決勝、共栄学園2-0東九州龍谷」(7日、東京体育館)
準々決勝が行われ、東九州龍谷(大分)が、共栄学園(東京)に0-2(21-25、15-25)で敗れた。4大会ぶりの4強とはならなかった。
この日の午前中の3回戦を消化し、迎えた準々決勝。第1セットは1年生エースの忠願寺莉桜(りおん)などの得点で21-25と競り合ったが、第2セットからは元日本代表の大友愛さんの娘・秋本美空(共栄)の強打、ブロックにはばまれ徐々に押され始めた。最後は押し合いになったボールがつながらず、勝負が決まった。
姉妹で出場する最後の大会となった忠願寺風來(かえら、3年)と、莉桜はともに号泣。風來は「莉桜と一緒にセンターコートに立ちたかった。みんなにセンターコートの景色を見せて上げたかった」と何度も手で涙をぬぐい、妹の莉桜は悔しさをにじませながらも「姉と一緒にコートに立てたことは幸せだった」と実感を込めた。
莉桜は来年、そして2年後の春高バレーにも意欲。「(相手エースの秋本選手に)立ち向かって挑むことができた。完全には負けてはいなかったと思う。2年後は自分が世代ナンバーワンになりたい」と力強く語った。