JRAは1月7日、2024年度のJRA賞を発表した。最優秀3歳牡馬にはダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)が選ばれた(年齢、所属は2024年時点の表記)。投票総数256票のうち144票を獲得した(2位はフォーエバ…

 JRAは1月7日、2024年度のJRA賞を発表した。最優秀3歳牡馬にはダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)が選ばれた(年齢、所属は2024年時点の表記)。投票総数256票のうち144票を獲得した(2位はフォーエバーヤング103票)。授賞式は1月27日に行われる。

 2024年の始動戦となった京成杯で、後の菊花賞馬アーバンシックを抑えて重賞初制覇。クラシック1冠目の皐月賞は、レース直前の右前肢ハ行で競走除外となったが、競馬の祭典・日本ダービーには間に合い、9番人気の評価を覆して世代の頂点に立った。

 鞍上の横山典弘騎手は10年ぶり3度目のダービー制覇で、武豊を超え史上最年長となる56歳3か月4日でのG1勝利。管理する安田翔伍調教師は、グレード制導入後の84年以降では史上最年少となる41歳10か月19日でのダービートレーナーとなった。

 25年はアメリカJCC・G2(1月26日、中山・芝2200メートル)での始動を予定している。

 安田翔伍調教師(ダノンデサイル)「このような賞をいただける馬を管理できて、光栄に思います。今年もこの賞にふさわしいパフォーマンスをお見せできるように頑張りたいと思います」