大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースとレッズの2球団が6日(日本時間7日)、トレード成立を発表。ドジャースは昨季の正二塁手、ギャビン・ラックスを放出し、レッズから21歳の有望外野手マイク・シロタと今年のドラフト上位指名権を獲得した…

 大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースとレッズの2球団が6日(日本時間7日)、トレード成立を発表。ドジャースは昨季の正二塁手、ギャビン・ラックスを放出し、レッズから21歳の有望外野手マイク・シロタと今年のドラフト上位指名権を獲得した。

 ラックスは16年ドラフト1巡目、全体20位でドジャースに入団した生え抜き選手。19年にメジャーデビューし、通算成績は412試合、打率・252、28本塁打、155打点、OPS・709。膝手術で23年シーズン全休をへて臨んだ昨季は新遊撃手として期待されたが、送球難などにより、オープン戦期間中に二塁へ配置転換された。

 昨季の成績は打率・251、10本塁打、50打点、OPS・703。前半戦78試合で打率・213、3本塁打、24打点、OPS・562と苦しんだが、球宴後に復調、。61試合、打率・304、7本塁打、26打点、OPS・899の好成績で一時は4番を任されたこともあった。

 ドジャースは3日にポスティングシステムで韓国リーグ・キウムの金慧成(キム・ヘソン)内野手と3年1250万ドル(約20億円)、4年目の28年と5年目の29年は球団オプションで合意したと発表したばかり。快足巧打の同内野手は二塁手で起用されると予想されたことからラックスの動向に注目が集まっていた。