大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースがレッズとのトレードでギャビン・ラックス内野手を放出した、と6日(日本時間7日)、米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者が自身のXで伝えた。 交換要員は有望株の21歳、マイク・シロタ外野…

 大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースがレッズとのトレードでギャビン・ラックス内野手を放出した、と6日(日本時間7日)、米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者が自身のXで伝えた。

 交換要員は有望株の21歳、マイク・シロタ外野手。2024年のドラフトでレッズから3巡目指名を受けて入団したが、高校時代にはドジャースから指名を受けた経歴を持つ選手だ。

 ドジャースは今オフ、キム・ヘソン内野手と3年1250万ドル(約20億円)で合意。さらに内外野を守れるエドマンと大型契約を結んだ。これによりFAとなっていたキケ・ヘルナンデス内野手との再契約は微妙な状況となっていたが、ラックスのトレードにより残留の可能性が出てきたと米記者は指摘する。

 ドジャースネーションのノア・カムラス記者は「ドジャースがギャビン・ラックスをトレードしたことで、来シーズン、キム・ヘソンが二塁手としてプレーする余地が生まれた。これにより、ユーティリティー役としてキケ・ヘルナンデスを復帰させる余地も生まれます」と指摘。昨年のポストシーズンで驚異的な勝負強さを発揮した男はドジャース残留を希望しており、再びドジャーブルーのユニホームを身にまとう可能性が出てきた。